新千歳空港⇆成田空港 でスプリングエアライン (春秋航空)を使ってみました。
日本ではなく中国の民間会社が経営しているLCCである春秋航空。
中国行きだけではなく、日本国内にも就航しています。
今日は実際にかかった費用や、電話して聞いた荷物の重量制限、注意点などをまとめました。
新千歳から成田まで春秋航空の航空券を予約。航空券の値段は安い!
今回は8月1日に新千歳空港から成田に行く予定でしたが、航空券を予約したのが7月25日!
かなりギリギリにとったので、安い航空券はないかなと諦めていました。
航空券比較サイトをさらに比較して(笑)見つけ出したのが、トリップアドバイザーに載っていた最安値案件!
新千歳-成田間は春秋航空の航空券が安い!その驚きの価格!
新千歳発の安い航空券といえば、Vanilla AirやJET STARが定番ですが、春秋航空も国内線が飛んでるんですね。
気になるお値段は往復で 16,407円!!
安い!5日前にとった飛行機で、更に夏休み真っ只中の航空券とは思えません。
とにかく安く行ければ良い、頻度が多く安く済ませたいという方は必見です。
ちなみにこの日、他のLCCの航空券だと往復2万円は超えていました。
ギリギリにとったことは別にしても、往復8000円は安いですね。
春秋航空は手荷物重量制限が厳しい?追加料金は?
でもなんでこんなに安いの?っていう疑問出てきます。
航空券をとってから持ち込み手荷物重量を調べてみたら、なんと 5kgのみ!!
Vanilla AirやJETは7kgまで手荷物OKなのに、5kgは流石に無理!預け入れ手荷物追加不可避!!と思い、春秋航空に電話してみました。
予約時に春秋航空のHPから直接ではなく、予約サイトを通した場合、予約が完了するまでに時間がかかります。予約が確定していないと荷物の追加はできませんのでご注意を!春秋航空問い合わせ時は、予約番号(英語6桁)が必要です。
結論から言うと、荷物の追加は必要なしでした。
どうやら私が予約したのは “スプリング”というプラン。預け入れ10kg, 手荷物5kgの計15kgを持っていけるプランだったんです。
出典: spring airlines
つまり、往復料金16,407円で15kg以下の荷物は無料で預けられるということですね。
ちなみにそれでも手荷物を追加したいって人は、下記の表を見てください。
引用: spring airlines
預け入れ手荷物の追加は、事前申し込み必須です!!!
当日にチェックインカウンターで申し込むと、料金が2倍になります。注意!
もう一つ気になるのは、事前申し込みの [インターネット/ コールセンター]という表記。
私、どこを探してもインターネットで追加するページが見つからず、結局電話にしたんですよね。
春秋航空のHPで直接航空券を予約した人は、追加できるのかもしれませんが、私は見つけられませんでした。
電話はナビダイアルなので 約20秒に10円かかるそうで…なんか悔しい。
・基本的に持ち込み手荷物は5kg 3辺56x36x23以下の一つのみ
・スプリング・スプリングプラスを予約した場合は15kg・25kgまで預け入れ手荷物無料
・旅行サイトを通す場合は、どのプランの航空券か事前に要確認。
・LCCの場合、旅行サイトから荷物の追加はできず直接航空会社に確認する必要がある場合も。
・手荷物を追加する場合は事前申し込みが安い!
サービスが悪い?実際に新千歳⇆成田で春秋航空に乗ってみた。
千歳空港の春秋航空カウンターは機械による自動チェックイン機がないので、直接カウンターへ。
やはり荷物検査が厳しいというのは本当のようですね。
預ける荷物だけでなく、持ち込み手荷物の重量もしっかり計測されます!
合計15kgまで追加料金がかからないので、他のLCCよりも助かります。
カウンター向かって左側に預け荷物専用の検査所があるので、危険物をチェックし、預けます。
荷物の重量を計らずに検査所に向かうことはできません。
LCCの春秋航空は遅延が多いのか?機内の様子
この日、新千歳→成田の遅延は全くなし!!
9:30分出発でしたが、9:05には搭乗が始まり、9:35には離陸!!鮮やかです。
他のLCCもよく使いますが、一番遅延が多いのはVanilla Airという印象です。
基本的に定時に出発することはありませんし、遅い便になればなるほど、使用機到着遅れで遅延の可能性が上がって行きます。
今回、初めて春秋航空に乗りましたが、気になるほどの遅延はありませんでした。
搭乗口はLCC特有のゼロ番搭乗口。
連絡バスには乗らず、自分たちで少し歩いて機内に乗り込みます。
機体の入り口で搭乗券を見せる必要もなく、スムーズに乗り込めました。
この日は満席というわけでもなく、チラホラ空席がありました。
春秋航空は中国の会社なので、日本人だけではなく外国人の割合も多めです。
LCCなので、無料のドリンクサービスや食べ物のサービスはなし。
お金を出せばドリンクや軽食が食べられます。
今回は機内で、成田→都心のバス乗車券が販売されていました。
成田→新千歳で春秋航空に乗ってみた。第3ターミナルでチェックイン!
成田空港は第3ターミナルに春秋航空のチェックインカウンターがあります。
電車で空港に向かう場合は、第2ターミナルビルで降りて、第3ターミナルまで歩くかバスに乗りましょう。
春秋航空のチェックインカウンターはターミナルのすぐ入った所にあります。
チェックイン開始時刻は出発時刻の90分前から35分前まで!!
他のLCCは30分前までのところが多いので、少しだけ早めという印象ですね。
90分前からチェックイン開始ですが、その少し前から行列が出来始めます。
預けいれをせず、手荷物5kgのみの人は機械による自動チェックイン機でセルフでチェックインができます。
一方、預け入れ荷物がある人はチェックインカウンターに並ばなくてはいけません。
機械のチェックイン機で混雑は緩和されるか?と思いきや、ほとんどの人は手荷物5kgは厳しいようで預け入れ側に並んでいましたね。
機械でチェックインしていても、職員さんが荷物の重量を量るのでごまかしは効きません…(自分の荷物は大丈夫だ!と言って逃げようとしてるおじさんがいましたが、結局預けることになってました…。追加荷物は事前購入がお得です…)
荷物を預けると、預けた荷物の検査は航空会社側でやってくれます。
しかし荷物チェックに10分ほどかかるそうで、さっさと検査場に向かってしまわずに10分ほど時間を潰す必要があります。
この日は結局、搭乗時刻が遅くなり、新千歳に着くのが15分ほど遅延しました。
チェックインの時点でかなり時間がかかっていたので、遅延して当然だった気がします。
春秋航空の評判は?乗ってみた感想
春秋航空は悪評をよく聞きますし、酷評しているブログも拝見したので、正直怖かったのです。
でも私の感想は [他のLCCと大差ない]です。
特別、遅延したわけでも、特別サービスが悪かったわけでもありません。
むしろ職員さんは皆、好感が持てる対応でしたし、優しかったです。
電話のオペレーターさんも外国人・日本人両方いらっしゃいましたがが、説明が明確で安心しました。
機内も特別狭い・汚いなんてことはなく、他のLCCと変わらない。
強いて言えば、少し冷房が強すぎるかな?それくらいです。
・手荷物は5kgだが、預け入れが10kgあるのでお得
・繁忙期なのに航空券が安い
・連絡バス等の不便さは他のLCCと同じ
・遅延・サービスが特別悪いということもない