オーストラリア、メルボルンに世界遺産はないのか?!
を調べたところ、アデレードとメルボルンの丁度中間地点に見つけました。
オーストラリアの哺乳類化石地域 (自然遺産)
この化石が見られるのが、ナラコーテケイブス国立公園です。
こんな近く(?)に世界遺産があるなら、見に行かない手はない。と思い、レンタカーを借りて行ってきました。
ナラコーテケーブス国立公園とは。
Victoria Fossile caveの中
公園内には26の洞窟があり、1994年にこの公園を含む地域が世界自然遺産に登録されました。
メルボルンとアデレードの中間地点に位置します。
州としてはアデレードのある南オーストラリア州に入るので、メルボルンから行く場合は時差が30分あります。
公園のまわり方
ナラコーテ国立公園に着いたら、まずはビジッターインフォメーションセンターに行きましょう。
ここで洞窟ツアーのチケットが買えます。
主要な洞窟は下記の4つです。
1. Wet cave – 唯一ガイドなしで見て回れる洞窟。ビジターセンターに近く行きやすい。
2. Alexandra cave – 鍾乳石が見られる王道。洞窟の成り立ち等を説明してくれる。
3. Blanche cave – Bent – wing batという絶滅危惧種のコウモリを見られるツアー。
4. Victoria Fossile cave – 世界遺産の骨の化石が見られる洞窟ツアー。
各洞窟の金額/ ツアー時間
洞窟名 | 金額 (大人一人) | ツアータイムテーブル | 所要時間 |
Wet cave | $9 | 9:00~17:00まで自由観覧 | |
Alexandra cave | $20 | 9:30am, 1:30pm | 30分 |
Blanche cave | $25 | 11:30am, 3:30pm | 1時間 |
Victoria Fossile cave | $30 | 10:15am, 2:15pm | 1時間 |
ナラコーテケーブスの見どころ
他国の洞窟でも見られるように、鍾乳石も見られますが、ここの一番のポイントは絶滅した動物の骨です。
この骨は、Victoria Fossile Caveのツアーに参加すると見られます。
写真奥の、骨が散らばっている箇所には、巨大カンガルーやティラコレオ、カエル、ヘビ、タスマニアンデビル等、ありとあらゆる動物の骨が残っています。
手前のライトアップされているのがティラコレオの骨。
今では絶滅してしまった動物です。
目の位置や顎、歯から肉食獣だったことが伺い知れます。
洞窟の天井部分に開いた穴が動物たちにとっての落とし穴となり、そこで生き絶えた動物の骨が化石になったそうです。
ツアーは英語ですが丁寧に説明をしてくれ、質問も気軽にすることができますよ。
ナラコーテケーブス詳細情報
89 Wonambi Road, Naracoorte SA 5271 (Visitor centre)ビジッターセンターにはトイレ、カフェもあり。
ラップやサンドイッチ系の軽食が食べられます。