ロードトリップ(Road Trip)ってご存知ですか?
海外ではよく使われる言葉で、車で旅することを指します。
北海道を7泊8日で車中泊しながらロードトリップしてきました。
山あり谷ありでしたが、結果として笑いの絶えない思い出に残る旅になりました。
今日は車の旅をもっともっと全力で楽しむ10のコツをご紹介します。
ロードトリップをもっと全力で楽しむコツ
1. 地域の旬の食材を使って自炊する

1日目の晩御飯: 400円のカニ、丸ズッキーニ、白いナスのトマトスープ
現地の市場や道の駅に売ってる地元の食材を手に入れ、自炊してみるのがオススメ。
・旬のものを高い鮮度のうちに料理すると、普段よりめちゃくちゃ美味しいことに気づく
・その地域の名産がわかり、印象に強く残る
・普段手に入れづらい食材が手に入ったりする
などなど、やってみてよかったなと思うことはたくさん。
ただお店を見て回るより、何か目的(晩御飯にするとか)があったほうが断然面白い。
どの食材を購入するかは、事前に有名なものを調べておいたり、飛び入りで覗いてみましょう。
まるでリアル版RPGです。
アイテムを手に入れて晩御飯を作る!みたいな。
車中泊なのに、よっぽど贅沢な時間を過ごすことができます。
2. 他の観光客/現地の人と交流する

キャンピングカーで旅行しているご夫婦にいただいたおにぎり(ゆめぴりか、摩周湖の水、宗谷の塩を使用してるとか)
新しい出会いも旅を豊かにしてくれます。
現地のお店の人、同じように車中泊をしてる方と交流するのも良い経験になりました。
今回一番印象に残ったのは、ある道の駅で出会ったご夫婦です。
埼玉から北海道旅行をしていて、ゆめぴりかの新米を待っていたそうです。
あったかいコーヒーと、美味しい塩むすびをいただきました。
今回はもっと現地の人と関わるために、美味しいお店はスマホに頼らず、地元の人に聞いて探すという縛りを作っていました。
3. お金の出し惜しみをしない

これは自分がちょっと後悔したことなんですが、お金の心配ばかりして出し惜しみしたんですよ…。
稚内で有名なウニ丼を食べようってなったんですが、一杯が2500円近く…
思ったよりも高い…結果、ケチって半額のカニいくら丼を食べたんですが、結局課題を残すことになってしまった。
観光の鉄則ですが、せっかく行くならお金の出し惜しみはしなければよかったなと。
普段から安く済ませられるところはすませて、名産くらい楽しめば良かったです。
4. 疲れは翌日に持ち越さない

羅臼の道の駅にある足湯
他に車中泊している方も言っていますが、車の中で100%疲れが取れるということはないです。
一日一日しっかり休んで明日に備えないと、疲れが溜まっていきます。
足湯があったら入ったり、温泉にも行きましょう!
普段より早めに就寝し、とにかく次の日まで疲れを残さないことが大切でした。
5. アクシデントは逆に面白いと声に出して言ってみる

マジで…雨の中車がエンスト
旅にアクシンデントはつきものです。
女2人でHIACEで旅行中、車がエンストしました。しかも大雨の中。
車の知識なんてゼロだし、ボンネットのないHIACEはどこにエンジンがあるのかもわからない。
ギリギリで道路脇に止めましたが全くエンジンがかからない…
両親は仕事中で電話がかからない。車の保険会社は[見てみないとわかりません]の一点張り。
このご時世に信じられないアクシデントでしたが、いろいろな人の助けを借りてなんとかエンジンがかかるように。
でもこれが結局、帰ってきてから一番の話のネタになったのでした。
車の知識も増えたし(人生で初めてエア抜きなんてしました)、人々の暖かさにも触れられたし、経験値が増えました。
[この状況、逆に面白い]の発想で、全てが好転するなって実感した一件でした。
6. 雨の日は進むのをやめ、ボードゲームを楽しむ

ドイツのボードゲーム、Willi Wichtel
ドライブも観光も天気が良くないと楽しくない!
雨の日はいっそ、車でのんびりおもちゃで遊びませんか。
電気を使わなくても楽しめる原始的なゲームは、みんなで盛り上がることができます。
オセロやトランプといったスタンダードなものも良いですが、たまには海外の変わったゲームにもテャレンジしてみてください。
今回はいらないかなと思いつつ持っていったウィリーウィヒテルが大活躍!
ご飯を炊いてるスキマ時間にも楽しめます。
7. 音楽は必須!ダウンロードできるうちにしまくっておく

こんな気持ち良い道、音楽なしでなんて走れない
ドライブに必須な音楽は必要以上に用意しておきましょう。
もう”作業用”とか欲しいくらい音楽しかドライブ中楽しめるものなんてないんだもの。
今、あなたのiPodに入ってる音楽は十分にありますか?笑
一週間もあると、何回もリピートすることになってさすがに飽きました。
Free wifiが設置されている道の駅も多いです。(でもやっぱり遅いので勧めません)
音楽をダウンロードできる時にたくさんしておきましょう。
8. お洒落は全力で楽しんでおく

写真を撮ることも多いでしょう!
後から見返して [なんだこの服装?] なんてことは避けたい。
特別お洒落じゃなくても、自分が納得できる服を持って行きましょうね。
目的は楽しむことにあるんです!
普段はできないアウトドアな格好を楽しむのも良いですね。
9. 意識的にリラックスタイムを作る

のんびり。焦らずね。
ずーっと車を運転してると、座ってるだけなのに案外疲れるものです。
そこでオススメしたのは、夜にストレッチをしてから寝ること。
簡単なヨガでも良いですね。
アロマなんて焚きながら、ゆっくり凝り固まった体をほぐしてください。
エコノミー症候群防止にもなりますしね。
10. 気になるものがあったら妥協せずに行く

道を外れてでも行きたかった羽幌炭鉱跡
ロードトリップのあるあるが、[時間ないからここはとばして次行くか?]ってやつ。
でも声を大にして言いたのは、[妥協するな!!]ということ。
こういう一個一個、小さいとこが目的地なんだって忘れないで。
心が少しでも引っかかるなら行ってみて。
きっと最後はなんとかなるので、妥協せずに足を運んで。
それがあなたの旅を特別に、思い出深いものにすること間違いなしです。
結論: 人生の楽しみ方と同じ
人生は楽しんだもの勝ちとはいうけれど、旅はまさにその縮小版です。
トラブルはつきもの。面倒はつきもの。
それをどうやって楽しく、わくわくするものに変えれるかは、あなたの力量次第です。
全く知らない世界があなたを待っているはずです。