メニューが見当たらないオーストラリアのカフェ。基本のコーヒーの種類まとめ!

オーストラリアはカフェが多くあり、コーヒーの種類に独特な名前が付いています。
カフェで休んでいく場合は席にメニューが置いてありますが、お持ち帰り(アメリカではto-goと言いますが、オーストラリアではtake away)の場合メニューがなく、自分の好みに合わせて注文するのが一般的です。オーストラリア人は皆、独自の好みを持っているようで、日本で言うスタバの[チャイラテのソイミルクに変えてフォームミルク多めで]みたいなアレンジをどのカフェでも行なっています

 

大抵ある飲み物とアレンジの仕方

1. コーヒー

1-1.ショート・ブラック


いわゆるエスプレッソ(Espresso)です。これが多くのコーヒーの”基礎”となります。
熱湯を挽いた豆に高圧力で通したもので、大抵小さなカップで出てきます。だいたい25ml~30mlほどの量ですね。この一杯がシングルショットと呼ばれるものです。
アレンジとしてはダブルショット(Double-shot)にすると、シングルショットが2杯分になるので、50ml~60mlと量も増え味も濃くなります。カップのサイズが選べず、基本的にはワンサイズです。

1-2. ロング・ブラック

熱湯が入ったカップにエスプレッソを注いだものです。従ってエスプレッソよりも味は薄くなり量が増えるので、普通サイズのカップで出てきます。いわゆる普通のブラックコーヒーはこれを指します。

 

1-3. フラット・ホワイト

エスプレッソにクリーミーなスチームドミルク(蒸気で温めたミルク)を加えたものです。オーストラリア、ニュージーランド特有の呼び方で、キメの細かい泡が多いのが特徴です。甘くはなく、ストレートのブラックコーヒーが飲めない方はこちらをオススメします。

1-4. マキアート

エスプレッソにフロッフミルク(スチームドミルクよりも泡のキメが荒くフワフワしているミルク)を注いだもの。カプチーノがエスプレッソ+スチームドミルク+フロッフミルクの3段階なのに対して、マキアートはスチームドミルクの部分がありません。もちろんスタバとは違い、甘くはありません。

 

1-5. カフェラテ

エスプレッソにミルクを加えたもの。他と同じように、甘くはありません。
カプチーノとは違い、フロッフミルクの部分はありません。

 

1-6. カプチーノ

エスプレッソにスチームドミルクを加え、フロッフミルクの割合が多めのコーヒー。フラットホワイトとの違いはキメの荒い泡の割合が多いことですね。大体、コーヒー1:スチームドミルク1: フロッフミルク1と考えるとわかりやすいですね。

 

2. コーヒー以外

2-1. ホットチョコレート


お店によって、上にホイップをのせるか、マシュマロをのせるか、等のオプションがあります。お店によって味の差はありますが、どこのも総じて甘い!

2-2. アイスチョコレート

いうまでもなく冷たいチョコレートドリンクです。ホットチョコレートと同じくホイップをのせるオプションがあります。

 

2-3. チャイラテ

これもだいたいどこのカフェにもあります。香料の香りが強いものもありますが、最近は全体的に薄めでクリーミーな味わいのものが多い印象です。お店によって味の差がかなりあるので、ぜひ飲み比べてみてくださいね。

 

3. ミルクの種類

3-1. 低脂肪乳  Low-fat milk

低脂肪乳を置いているお店も多くあります。カロリーがきになる方、さっぱりとした味を楽しみたい方は低脂肪乳に変えることも可能。

 

3-2. ソイミルク(豆乳)  Soy milk

メルボルンではボンソイミルク(Bon soy milk)という有名なオーガニックのソイミルクがあり、これを置いているカフェには常連が並びます。クリーミーな味わいが群を抜いて美味しいようで、一度飲んだら病みつきになると、バリスタのお墨付き。普通のソイミルクもありますが、ぜひボンソイミルクを置いているか聞いてみてください。

 

3-3. アーモンドミルク Almond milk

アーモンドミルクは牛乳とは異なり、乳頭とコレステロールを含まないそうで、牛乳ではお腹を壊す、という方にオススメ。このミルクを置いているカフェも時々あるので、聞いてみる価値はあり。50セントほどの追加料金が変えれることが多いです。

 

まとめ

カフェ大国メルボルンから、カフェで頼める飲み物をご紹介しました。
元々はコーヒーは苦手だったけど、オーストラリアで毎日飲んでいるうちに好きになった、飲めるようになったという話もよく聞きます。それほどコーヒーが美味しい国のようですね。
全体的な印象としては、味が濃く、酸味が強いコーヒーを提供するお店が多いです。ぜひオーストラリアに訪れた際にはコーヒーを楽しんでくださいね!